/(_ _)\ /(_ _)\ /(_ _)\ /(_ _)\ /(_ _)\ /(_ _)\ /(_ _)\ メールマガジン 「語りあおうか、手話について」 (「語ろうか、手話について」増刊) Extra No. 18 2002年 2月20日発行 /(_ _)\ /(_ _)\ /(_ _)\ /(_ _)\ /(_ _)\ /(_ _)\ /(_ _)\ 皆さん、こんにちは。 先週、休んでおいて、さらに立て続けで申し訳ないのですが、3週間ほど、 お休みを下さい。正式にはお休みではなく、水曜日には何らかの原稿をお送り できると思うのですが、通常の14Kbyteほどの量にはならないと思います。物 足りないとか、どうせなら再配信にすればいいじゃん、と思う方もいるかもし れませんが、しばらく臨時号のみで我慢して下さい。どうもすみません。 登録者がいよいよ900名になりそうで、ここ数週間の間に登録していただい た10名ぐらいの方には、これが何のメルマガなんだか、わからないかもしれま せんが、3週間後には、きちんとした形に復活しますので、いましばらくお待 ち下さい。 ---------------------------------------------------------------------- これだけでは、あまりにもなんなので、少し状況説明しますと、お休みした い理由は2つありまして、1つは筆が進まないこと。いつもなら、土曜日ぐらい に猛烈に書きたい気分になって、ガーと10Kbyte(5000文字ぐらい)ほど書き上 げられるのですが、どうもそういう調子にならず、テーマはあるのに資料調べ もままならず、とにかく気力がないということなんです。最近、仕事が忙しく て、そちらで神経すり減らしているからかなぁ、とも思うのですが、それ以外 にも色々へこむことがありまして、ちと、今は長い文章が書けそうにないので す。 もう1つの理由は、上記に含まれるのかもしれませんが、2月9〜10日に福島 県で開催された全通研討論集会に参加しまして色々と思うことがありました。 私は書籍販売担当で参加したので、討論そのものはあまり関係なかったのです が、私の所属する支部が人手不足なため、夕方の「健康対策会議」に代理で出 席したり、昔、お世話になった人に飲み会で引っ張られていったら、そこが自 治体関係手話通訳関係者(そんな名称の会議もあったらしいのです)が集まって いて、そこでしばらく話を聞いていたりしました。その2つの所で思ったこと は、とにかく全然話がわからんのです。単語の意味がわからないんです。前者 は医療、後者は労働、そして両者とも行政施策の用語がバンバン出てきて、そ の単語の意味も分からないし、歴史がわからないから背景もわからないし、法 律や行政がわからないから議論の流れがわからない。とにかく、わからんこと だらけで、ボーと聞いていただけでした。それで、つくづく思い知らされたん ですよね。「井の中の蛙」という言葉と、「無知の知」という言葉を。 「井の中の蛙」は、世間知らずを意味する、有名な格言です。周りが全然見 えていないのに偉そうにしている、という諺です。自分はいつもメルマガで、 色々書いていたけど、その内容はしょせんたいしたことなかったんじゃないか なぁ、この人達の知見からみたら間違ったことが多かったんじゃないかなぁ、 と思ったのです。それと「無知の知」。これは、大昔、ギリシャのソクラテス と言う人が、「自分は賢者と言われているが、本当にそうなんだろうか?」と 自問自答して、ついに至った境地のことで、「知っていることを知ることは当 たり前で、知らないのに知ったふりをしている者は愚かである。自分は、知ら ないことがあることを知っている分、賢い」というものです。哲学的には、と ても深い意味があるのかもしれませんけど、私としては「人間、それぐらい謙 虚じゃないとダメだよなぁ」と思った次第です。計算科学的には「知らないこ とを知る一般的な方法はない」という理論があって、それをあわせて考えると どうあがいても、自分の目指す謙虚さには到達できないのですが、とりあえず 今は、色々とクヨクヨ悩み、少し自分を振り返る時間を頂きたいので、メルマ ガの本編はお休みと言うことにさせて下さい。 ところで、「井の中の蛙、大海を知らず」は、「されど天の高きを知る」と続 くそうです。3週間ぐらいしたら、天の高さを知って、原稿をひっさげて戻っ てきますので、乞うご期待です。 そんなわけで、しばらくお休みすることはするのですが、何にも送らないのも もったいないので、なんとなくお知らせ程度のことは配信すると思います。そ れから、「語ろうか」に寄せられたお便りに公開で返信をつけていきたいとも 思っています。(今まで返信していない分の罪滅ぼしを兼ねて。)メールの引用 は、匿名で処理しますが、それでも取り上げられたくないと思う方は、至急連 絡下さい。なお、かなり昔のメールを引っぱり出してくる可能性もあります。 何かまずいことを書いたような気がする方は、早めに連絡下さい。(匿名処 理には気を使いますから、たぶん、問題は起きないように思いますが。) ということで、しばらくは、変則的な内容が続きますが、今後ともどうぞ、よ ろしくお願いいたします。 ---------------------------------------------------------------------- 今後のことなのですが、いくつか要望をもらっています。私の頭の中にある のは、まず、Dproのことを書こうと思っています。今まで「語ろうか」で俎上 にあげられた団体は手話技能検定協会だけです。色々な人から説明してほしい という要望があったので、3回も書いてしまいましたが、なんともゴシップ的に なってしまい、ちと私も暴走気味だと反省しています。ということで、もっと 基本的に、昔からある団体に目を向けていきたいと思います。ただ、そんな中 でも要望が強いのがDproなんですね。ということで、Dproについて取り上げた いと思います。題して「外から見たDpro」一度は会員だった私が現在ちょっと 距離を置いているDproについて、個人的印象を述べたいと思います。でも、そ の前に「中からみた全通研」というのを書きたいと思っています。Dproについ ての話は、たぶん批判的になると思うのですが、私は全通研についても決して 満足しているわけではありません。そこで、Dproの前に全通研のことを書いて みて、バランスをとると同時に、少し落ち着いて、両方の団体について冷静に 語ってみたいと思っています。 あと、頭の中には次のような話を書こうと思っていますが、でも、今、全然 筆が進まないのです。いつもなら土曜日ぐらいになれば、バリバリバリと書け るのですが、いまいちなのです。仕事の忙しさもあるのですが、精神的にま いっていて、しばらくお休みさせてもらおうかと思っています。こう見えても 意外と繊細なんですよ(--;) 一応ネタだけは以下のように考えていますので 何かリクエストとかあれば、よろしくです。 - 手話コーラスの是非 - ボランティアをやることでのデフレ効果 - コンピュータ用語の手話 裏話 - 手っ取り早くろう者と会話する方法 - 自然言語処理からみた手話 それでは、ご意見ご希望よろしくです。 ---------------------------------------------------------------------- メルマガ「語ろうか、手話について」を発行して、1年半。読者も888名とな り、改めて、このメルマガの基本姿勢について説明します。 まずは、このメルマガについての説明です。 皆さん、自分で登録したわけですから、たぶんご存じとは思いますが、改め て、メルマガの仕組みについて説明します。 メールマガジン「語ろうか、手話について」(以下、「語ろうか」)は、「ま ぐまぐ」というシステムを利用して配信しております。このシステムは、私が 管理しているわけではなく、読みたいという人が自ら登録して、飽きたら自ら 登録を削除してもらう仕組みになっています。この登録・削除は、以下のWeb ページでできますので、ご利用下さい。(私としては、削除せずに長く読んで もらいたいものですが。) http://www.mag2.com/m/0000038270.htm http://www.rr.iij4u.or.jp/~tokudama/kataro/ どちらでも同じ機能を持っていますから、どちらかで登録・削除してもらえ ば、登録・削除できます。なお、私に依頼されても、いつになったら登録・解 除するのかあてになりませんから、自分でやった方が確実で早いです。 「まぐまぐ」のシステムでは、私には登録しているアドレスが一切わからな いようになっています。登録読者数だけはわかります。現在、870名ぐらいの 人が登録していますが、その個別のアドレスはわかりません。ですから、私か ら、ダイレクトメール業者に皆さんのアドレスが転売されるようなことは絶対 にありませんので、ご安心下さい。 なお、どうして無料でメールが送られてくるかというと、まず「まぐまぐ」 のシステム使用料が無料であるためです。これは広告収入により運営されてい るからできることなのですが、「語ろうか」には広告がついていません。つま り、他のメルマガの広告収入により、おかげさまで「語ろうか」が配信されて いるわけです。本来なら、広告を付けなければならないのでしょうけど、その 方法が結構面倒なのでやめてます。簡単になったら、付けるかもしれません。 今のシステムただ乗り状態には、ほんのちょっと引け目を感じているので、も し、広告がついたら、システム使用料なんだな、ぐらいでご了承下さい。 無料である、もう一つの理由は「語ろうか」の内容が単なる私の言いたい放 題で、原稿料が発生していないためです。原稿はいつでも募集していますので よろしくです。但し、原稿料は無料です。 ---------------------------------------------------------------------- 「語ろうか」は、基本的に毎週水曜日の夕方頃に配送されます。 過去に配送された分は「バックナンバー」として、次のURLで読むことができ ます。 http://www.rr.iij4u.or.jp/~tokudama/kataro/ http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000038270 iij4uの方が私が管理しており、mag2.comはメルマガ配送会社の「まぐまぐ」 が管理しているサイトです。前者の方には訂正を反映させて載せるようにして います。後者は配送されたメルマガがそのまま掲載されています。後者の方が 早く更新されます。 メルマガ以外にも、掲示板を解説しております。URLは次の通りです。 http://www64.tcup.com/6411/tokudama.html 本編の誤字脱字、訂正情報を載せるようにしています。その他、投稿は自由 です。特に内容も制限しませんので、お気軽に使って下さい。問題があれば閉 鎖しますが、今のところ、そんなことで悩むことがないほど使われていないよ うです。 2月には全通研学校などの全国大会がありますが、そこで読者の会などを開 く場合にも掲示板を気軽に利用してください。自主的に皆さんが会を開くのは 自由にやって下さい。集まってビシバシ批判して盛り上がって、その内容でも 送ってもらえたら、今後の参考にします。 ---------------------------------------------------------------------- 「語ろうか」への苦情、文句、意見、たれ込み情報は tokudama@rr.iij4u.or.jp までE-Mailにて送って下さい。基本的には氏名(匿名も可)、居住都道府県付き での情報を期待していますが、今までの経過を見ていますと、あまり守られて いないので、そのあたりはどうでもいいです。 でも、Subject(題名)には、「語ろうか」とか「kataro」といった文字を入 れて下さい。沢山届くmailに埋もれて、捨ててしまうかもしれませんので、こ れだけは守って下さい。過去に「語ろうか」への文句なのか、ある研究会での 私の振る舞いに対する意見なのかがわからずに悩んだことがありますので、 Subjectにだけは「語ろうか」と入れて下さい。よろしくお願いします。 寄せられた意見は事前の断り無しに増刊号などで公表する場合があります。 公表されたくない場合は、わかりやすい位置にその旨書いておいて下さい。今 のところ、公表する場合には匿名にしていますが、「どうしても実名で」とい う場合にも一筆お願いします。 それから返事はあまり期待しないで下さい。結構、返事を書くのは時間がか かったりします。今のところ、7割ぐらいの人に返信していますが、これでも 自分では結構頑張って書いたと思うぐらいです。今後はさらに返信率は落ちる と思うので、ご了承下さい。寄せられたご意見、苦情、文句については、でき るだけ本編に反映させるようにしますので、本編にご期待下さい。 ---------------------------------------------------------------------- さて、現在の語ろうかは、5号ずつに個人史を流し、それ以外は新作と再配 信を行っています。新作は、過去のテーマとなるべくかぶらないようにしたり すっかり書き直した原稿で、再配信は過去原稿を手直ししたものです。私個人 の時間的、能力的余裕の問題で、再配信を織り交ぜております。どうぞ、ご了 解します。 ということで、昔から登録されている方には「なんかどこかで読んだことが あるなぁ」と思う記事を見ることになると思いますが、ご了承下さい。 ---------------------------------------------------------------------- 来週は、読者のお便りを大昔のものから最近のものまで引っ張り出してきて それについてお返事したいと思います。2月いっぱい変則的な内容になります が(というか「語ろうか」はテーマが色々ですから、いつも変則的に見えるかも しれませんけど...) もし、意見が公開されたくない方は、ご一報ください。公開といっても、名 前などの個人情報は伏せた形で載せますので、ご連絡ください。 それでは、また来週。 ---------------------------------------------------------------------- このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』 を利用して 発行しています。http://www.mag2.com/ (マガジンID: 0000038270) ---------------------------------------------------------------------- ■登録/解除の方法 メールマガジン「語ろうか、手話について」は、以下のURLよりいつでも 登録/解除可能です。 http://www.mag2.com/m/0000038270.htm http://www.rr.iij4u.or.jp/~tokudama/kataro/ ■バックナンバーの参照 http://www.rr.iij4u.or.jp/~tokudama/kataro/ http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000038270 ■掲示板 http://www64.tcup.com/6411/tokudama.html 補助的な情報を掲載しています。編集者への連絡はMailをお使い下さい。 ■苦情、文句、提案、意見など Subjectに[kataro]を入れて、以下のアドレスまでMailをお送り下さい。 個別には返事ができないかもしれませんので、ご了承下さい。 tokudama@rr.iij4u.or.jp ====================================================================== ○メールマガジン「語ろうか、手話について」(週1回以上 発行) 発行: 手話サークル活性化推進対策資料室 編集: 徳田昌晃 協力: 五里、おじゃまる子、くぅ(ヘッダ作成) 発行システム: インターネットの本屋さん『まぐまぐ』http://www.mag2.com/ マガジンID: 0000038270 ■意見、文句、提案、投稿は、居住都道府県名と氏名(匿名可)を添えて tokudama@rr.iij4u.or.jpまで送って下さい。 ■メールマガジン「語ろうか、手話について」は、著作権は徳田昌晃に所属し ますが、基本的には転載・複写自由です。有効にご活用下さい。 ======================================================================