.o0○○0o..o0○○0o..o0○○0o..o0○○0o..o0○○0o..o0○○0o..o0○○0o. メールマガジン 「語りあおうか、手話について」 (「語ろうか、手話について」増刊) Extra No.29 2003年 9月 17日発行 .o0○○0o..o0○○0o..o0○○0o..o0○○0o..o0○○0o..o0○○0o..o0○○0o. 皆様、こんにちは。突然、引っ越しを思いたって、ばたばたしている徳田で す。 2ヶ月以上のご無沙汰です。今年のエライ冷夏を皆さんいかがお過ごしだっ たでしょうか。冷夏だから、原稿も進むかと思ったのですが、なんやかんやで たっぷりと夏休みになってしまいました。心待ちにしていた皆さん、どうもす みません。 「語ろうか」も書かず、何をしていたか... 思い出そうとしても、なんとな く2ヶ月が過ぎてしまっただけでして、忙しかったような、暇だったような、 ちょっと思い出せません。全通研の広報担当になって、毎月の機関誌発行の作 業分だけ、確実に時間を奪われているのもありますが、「語ろうか」が発行で きないのは、時間や労力よりも、存在意義のような気がします。最近は、手話 に関するニュースやエッセイがインターネット上にかなり多くなってきて、私 が説明するよりもずっとわかりすいものが容易に入手できるようになってきて いますし、私自身、最近思いつく発想が他人と似てきており、わざわざ私がメ ルマガとして書かなくても... と思うことが多いです。 ということで、「語ろうかがどうしても読みたい!!」という方は、今回みた いに、どうしても書かざるを得ないようなメールを私に送りつけるといいかも しれません。完璧を期するあまり、また、しばらく休刊になるかもしれません が... まぁ、ボチボチおつきあい下さい。 ---------------------------------------------------------------------- 今回はNo.49「手話技能検定の話#」の増補、訂正、謝罪版です。 No.49は手話技能検定協会に関係した話題を、噂や憶測を含めて書いたので すが、いつもながらに裏付けを取らずに書いているので、間違った部分や、そ して変な印象を植え付けてしまう部分が多分にありました。 今回、わざわざ、手話技能検定協会の神田和幸先生(今回の場合、先生と言 うのは変なのかもしれませんが、私から神田先生を呼ぶときは「先生」以外の 尊称は思いつかないので、これで通させて下さい。)から、指摘がありました ので、この点について補足します。 では、最初に、神田和幸先生からの指摘です。掲示板に寄せられたものです が、そのまま転載します。 ------------------------------------------------------------------ 大変古い話で申し訳ありません。No.49(2001.6.6)のことです。 実は最近「語ろうか、手話」を読み直していて、事実に反することは訂正 しておいた方がいいと思い投稿します。HPにはずっと残っているからです。 NPO手話技能検定協会と株式会社井成の長井社長について書かれています。 長井氏が通信教育の会社と幸運グッズの会社を経営しているのは事実です。 そして検定協会は長井氏から個人的に寄付を受け、それが設立基金となっ たのは事実です。会社からではなく個人として受けたことを理解してくだ さい。 事実と異なるのは井成はアパートの一室などではなく五階建ての自社ビル です。アパートの一室にいろいろな看板を一緒に掲げているというといか にもいわくありげです。誰が情報源かわかりませんが、悪意に満ちた情報 操作です。実際に足を運ぶなり登記簿謄本をとればすぐわかることです。 また役員は長井氏を除き重なっていません。個人的寄付をして下さったこ と、また 経営の素人ばかりなので、本人からは辞退の申し出があったの ですが、副理事長になってもらいました。無報酬なので名ばかりでメリッ トはありません。 「マッチポンプ」という表現は中傷表現です。自分で火をつけておいて消 火にかけつけて善人面をすることでしょうが、寄付した先の役員になるこ とがそれに当たるなら、すべての団体役員がそうなります。全通研のよう に寄付先の役員になり、給料をもらうなら、正にそのマッチポンプです。 寄付先が怪しいというのなら、ケイバ、ケイリン、モーターボートのよう なギャンブル団体からの寄付はいいのですか?サラ金・風俗はいいのです か?福祉団体(全日ろう連も含めて)はほとんどがこうした団体・企業か ら寄付を受けています。そのことには目をつぶるのでしょうか。 繰り返しになりますが、私はお金に目がくらんだのではありません。長井 氏からの寄付は本当に感謝しています。そして運転資金の不足は長井氏か らは一切援助を受けていません。私が個人的に支出しています。役員は全 員、設立当初から無報酬のままです。法律で制約されているとはいえNPO とはそういうものです。全通研の役員も当然無報酬だと思いますが、多く の役員が関連団体である派遣協会で報酬をもらったりしています。それは いいのでしょうか?全国手話研修センターではどうなのでしょうか?たと えば事務局長は無報酬ですか? また派遣協会職員はたぶんほとんど健聴者でしょう。手話技能検定協会専 従職員は現在4人ですが、半分が聴覚障害者です。障害者雇用を意識的に しています。 ろう連や通研などの大きな団体の声が優先されてしまいます。小さくても がんばっている団体もあることを知ってください。 ------------------------------------------------------------------ 繰り返しになりますが、No.49には憶測や多分に邪推した内容が含まれてい ます。特に神田先生の指摘されたお金関係の話は全然裏も取っていません。具 体的には、No.49の107〜140行目の部分です。この部分については、上記の神 田先生の指摘内容で訂正とし、そして、多分に誤謬を含んだ文章を流したこと をお詫びします。 そして、このメルマガのWeb上での扱いですが、「まぐまぐ」ではバックナ ンバーを一部のみ消去することができません。この理由については以下のペー ジでも解説されていますのでご参照下さい。 バックナンバーについて (by まぐまぐ) (最後の項目を参照のこと) http://www.mag2.com/faq/p_publish.htm 機能としては、最新号のみにするか、非公開にするか、現状のままにするか の3択です。過去の文章を有効に使ってもらいたいという「語ろうか」の方針 から考えて、現状のまま公開するしか方法がありません。バックナンバーは私 のWebでも公開していますので、こちらは部分修正が可能ですが、一方で未修 正、片方で修正済と2つの異なる文章が、一見して同じようなタイトルで公開 されてしまうことは、よりいっそうの混乱の元になると考えました。 そこで、Web上では、「まぐまぐ」でのバックナンバー公開は現状のままと し、http://www.rr.iij4u.or.jp/~tokuda/katoro/ で公開しているバックナン バーには、No.49から、今回のEx-No.29へのリンクを接近させて作ることで、 訂正に気がつきやすくなるようにします。これをもって、Web上の文章の訂正 とさせて頂きます。 また、「語ろうか」は複製配布、転載は自由としていますが、もし、No.49 を複製配布、転載した方は、今回のEx-No.29も同様に複製配布、転載して下さ るようお願いします。 手話技能検定協会及び読者の皆さんにはご迷惑をかけることになりますが、 どうぞよろしくお願いいたします。 No.49は特定の人を不快にさせるような文章を、自覚しつつも載せてしまい この点について重ね重ねお詫びします。今までの読者の方はご存じの通り、私 自身、かなりいい加減にノリで文章を書いてしまうので、自覚しない部分も含 めて、おかしな部分、まずい部分、間違いや、不快感を与える部分は過去にも あったと思いますし、今後も気をつけていても、フッと出てくると思います。 でも、自分では気がつかなかったり、言い過ぎたと思っても、自分からは、な かなか訂正は切り出せないものです。そんなときは、皆さんのご指摘があると 大変嬉しく思います。フッタの部分にも書いてありますが、苦情、文句、提案 意見は、お気軽にお寄せ下さい。 ---------------------------------------------------------------------- 最後に小ネタです。 皆さん、9月9日にあった、自民党総裁選の新宿の街頭演説をご覧になりまし た? ニュースでだいぶ流れていて、私もその映像を見ただけですが、手話通訳 がついていましたね。でも、総裁選候補者は、手話通訳者の前で手を振ってい て、なんのための手話通訳なんだか、わからない状態でした。日本の首相にな るような人たちって、しょせん、その程度の人たちなんだと、悲しくなりまし た。 さて、次回の発行は未定です。今の状態からすると、年末かなぁ、という感 じがします。今月末は千葉の手話フォーラム、11月は石川の県サ連一泊研に司 会や助言者として参加しますので、何か一言ある方は、そんな機会に直接お話 ししていただけると嬉しいなぁ、と思います。司会が欠席するわけにはいかな いので、必ずいると思いますし。 では、厳しい残暑ですが、食中毒にも気をつけましょう。 ---------------------------------------------------------------------- このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』 を利用して 発行しています。http://www.mag2.com/ (マガジンID: 0000038270) ---------------------------------------------------------------------- ■登録/解除の方法 メールマガジン「語ろうか、手話について」は、以下のURLよりいつでも 登録/解除可能です。 http://www.mag2.com/m/0000038270.htm http://www.rr.iij4u.or.jp/~tokudama/kataro/ ■バックナンバーの参照 http://www.rr.iij4u.or.jp/~tokudama/kataro/ http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000038270 ■掲示板 http://www64.tcup.com/6411/tokudama.html 補助的な情報を掲載しています。編集者への連絡はMailをお使い下さい。 ■苦情、文句、提案、意見など Subjectに[kataro]を入れて、以下のアドレスまでMailをお送り下さい。 個別には返事ができないかもしれませんので、ご了承下さい。 tokudama@rr.iij4u.or.jp ====================================================================== ○メールマガジン「語ろうか、手話について」(月1回以上 発行) 発行: 手話サークル活性化推進対策資料室 編集: 徳田昌晃 協力: 五里、おじゃまる子、くぅ(ヘッダ作成) 発行システム: インターネットの本屋さん『まぐまぐ』http://www.mag2.com/ マガジンID: 0000038270 ■意見、文句、提案、投稿は、居住都道府県名と氏名(匿名可)を添えて tokudama@rr.iij4u.or.jpまで送って下さい。 ■メールマガジン「語ろうか、手話について」は、著作権は徳田昌晃に所属し ますが、基本的には転載・複写自由です。有効にご活用下さい。 ======================================================================