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メールマガジン 「語りあおうか、手話について」
(「語ろうか、手話について」増刊)
Extra No.30 2003年12月31日発行
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皆様、こんにちは。冬休みになり、いきなり不規則な生活をしている徳田で
す。
2003年も、あと1日となりました。いや、これを読んでいる皆さんは、もう
年越ししているかもしれませんね。紅白歌合戦は、どっちが勝ったのでしょう
か? 今年はSMAPの世界にひとつだけの花で、白組圧勝だと思いますけど。とこ
ろで、あの歌には日本語としておかしな部分があるのですが、ご存じですか?
その話は、最後に回しまして、前回の「語ろうか」の補足です。
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No.95では、県名についてのいくつかの疑問をあげたのですが、おかげさま
で過去にないほどの反響で、10人ほどの方から情報を頂いております。
ただ、この手の情報は多ければ多いほどいいので、何かご存じの方は是非、
メールなり、掲示板なりで情報をお寄せください。まだ、富山や鹿児島の情報
が不足しております。どうぞ、よろしくお願いします。
メールの宛先は以下の通りです。
tokudama@rr.iij4u.or.jp
今回の情報は地域性が重要なので、メールにはお住まいの都道府県名を明記
してください。名前は匿名でも構いません。というか、寄せられたご意見は、
特に要望がない限り、全部匿名にして「語ろうか」でご紹介します。
Subject(題名)には、「語ろうか」とか「kataro」といった文字を入れて下
さい。沢山届くmailに埋もれて、捨ててしまうかもしれませんので、ご協力を
よろしくお願いします。
メルマガ以外にも、掲示板を解説しております。URLは次の通りです。
http://www64.tcup.com/6411/tokudama.html
メールはちょっと面倒という方も、気軽に投稿してください。
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さて、「世界にひとつだけの花」の話です。
この歌の最後のあたりに、このような節があります。
「小さい花や大きな花 一つとして同じものはないから」
日本語が変なのにお気づきでしょうか? 後半の部分です。「一つとして同じ
ものがない」です。日本語として解釈しようがないのですが、たぶん、言いた
いことは「二つとして同じものはない」でしょうねぇ。曲を無視すれば「一つ
も同じものはない」とも言えますが。そもそも、一つしかないのなら、オリジ
ナルそのものですし。
今年はこの曲が大ヒットしたので、手話コーラスで見ることも多かったので
すが、この部分をどうやって表現するのか、いつも興味津々で見ています。た
いていは「一つも同じものはない」という解釈が多いのですが、手話だけを率
直に見ていると「ひとつ/同じ/ない」というように、全く訳がわからない表現
に出会うことがあります。日本語としても、手話としても意味が通じなくなっ
ているよ、と突っ込みを入れたいこともたまにあります。
手話という言語を学ぶ人は、日本語にも敏感でありましょう。そうでないと
手話もハチャメチャになってしまいますよ。
では、良いお年を。
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