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メールマガジン 「語りあおうか、手話について」
(「語ろうか、手話について」増刊)
Extra No.39 2006年 6月10日発行
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こんにちは、ようやく余裕が出てきた徳田です。
水曜日ではありませんが、「語ろうか」が送らずに誰が送る、というニュー
スが飛び込んできたので、緊急配信です。
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昨日、6月9日朝に、全通研名誉運営委員長である伊東雋祐氏が亡くなりまし
た。1927年生まれとのことなので、享年79、たぶん。ちなみに、日本語として
「享年」には「年」が含まれているので、「享年79歳」と書くのは間違いなん
だそうです。
今年の代議員会には参加されなかったので調子が悪いのかなと思いましたが
夏の集会を迎える前にお亡くなりになりました。
通夜と告別式は近親者のみで行うそうです。
全通研での偲ぶ会は、近日中にアナウンスがあるそうです。
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伊東先生、と全通研会員の我々は呼びますが、先生はだいぶ前に先生を辞め
ています。
先生は1949年から京都府立ろう学校に勤務。1988年に退職されるまで、ろう
学校の先生として、そして手話通訳者として活躍されました。そして全通研に
とっては生みの親。最初は先生の自宅を事務局として全通研の活動は始まりま
した。1974年のことです。そして2004年に市川恵美子氏にバトンタッチするま
で、長く全通研活動を引っ張ってきました。
また、手話や聴覚障害の専門家としても活動されていました。「語ろうか」
で紹介した蛇の目寿司事件(No.9)や岡山黙秘裁判(No.47)でも、専門家として
鑑定、証言されています。
私自身は直接話したことはありませんが、代議員会では言いたい放題言わせ
てもらいました。先生は男の名前は覚えない(女性はすぐに覚えてもらえるら
しい)ので、「前の方の男の人とか、今年は熱心な質問が多かった」と言われ
たことはあります。
数年前、ガンでだいぶ切り取ったとのことだったので、こりゃ危ないかなぁ
と思いつつも、新潟集会では書籍コーナーでサイン会をしていたこともあり、
結構元気じゃんと思ってました。
ご冥福をお祈りします。
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では、次回の語ろうかをお楽しみに。
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