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               _/_/ メールマガジン 『語ろうか、手話について』  _/_/
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No. 36                                              2001年 3月 7日発行
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  皆さん、こんにちは。
  耳の日も無事に終わりましたね。私はたまたま大金を持って参加してしまっ
たがために本をたくさん買ってしまいました。大会に参加するときに、お金を
持っていくのは危ないという教訓は討論集会で学んだはずだったのに、なんで
持っていったんだろ...

  今回の「語ろうか」は、なぜか忙しかった2001年2月の私を振り返ります。
ネタ切れというわけでもないのですが、たまにはこんなのもよかろう、と思い
ます。というか、週末が全て手話関係で潰れてしまったので、ネタにでもしな
いともったいなくてしょうがないのです。もっとも、この業界の人って誰もみ
んなこれぐらい忙しい気もしないでもないですが。

  では、始まり始まり〜。

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2月4日(日)

  千葉県登録手話通訳者1次試験の日。今まで試験、資格は避けて通ってきた
のだが、とうとう受けさせられてしまった。確かに資格がないために活動に壁
が見えてきたような気もするが、それより自分には読みとりの力が足りないし
私の手話表現って、お年寄りの歩き方みたいに焦って全然違うことを表現して
いたりするので、とても合格できそうにないが、欠席すると後が怖いので、記
念受験ということで行くことにする。

  会場は鎌取にある千葉県立聾学校である。「試験会場までの道のりを覚えて
おくように」という案内もあったので、駅からの道順を確認しながら歩く。た
ぶん、表現の出題に関係するのだろう。
  学校に着くともう何人かは寒い中、会場が開くのを待っていた。時間になっ
てみるとだいたい40人ぐらいが出席している。敵前逃亡は3名だったようだ。
昨年の試験は30人中2人しか合格しなかったそうで、そうとう合格ラインが高
いようだ。その合格者の1人はOさん(旧名Nさん)なので、そのレベル高さもわ
かろうというもの。とにかくとっととすませて帰りたい。

  午前中はペーパー試験。偶然にも「語ろうか」で日聴紙を読んでいたことが
幸いし歴史はOK。それと大学院まで行ったかいがあり言語知識は大丈夫だと思
うけど、社会福祉法の前文なんて全然覚えていないので、出来は8割程度か。
どうせ午後試験で落ちるのだからどうでもいいんだけど。
  午後試験は読みとりと表現。待ち時間が長く、その間に隣の席の松戸の人や
後ろの席の君津の人と話をする。君津の人に養成講座の宿題というものを見せ
てもらった。千葉の設置や派遣を実施している市町村を色分けするといった資
料で、へぇ、意外と設置しているところはあるんだなと思った。この資料は今
度、誰かにもらうことにしよう。
  読みとりの試験はビデオを見て、その内容に適合する文を選択するというも
の。なかなかよく練られている問題でだいぶ引っかかってしまったような気が
する。表現試験は予想通り、試験会場までの道順を手話で表すというもの。試
験官のFさんの視線が痛かった。

  これで終わり。もし通れば2週間語に2次試験だが、それはないだろう。もう
来ないだろうから鎌取のジャスコをたっぷり見学して帰る。

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2月7日(水)

  月初めのサークルは役員会なので、遅れても出席しなければならない。とか
言って、夏ぐらいはかなり休んでしまったのだが。
  部屋に入ると、聾者のSさんが手話技能検定について話をしていた。おぉ、
とうとう八千代でもその話題が出るようになったか、とびっくりする。なんで
も社会福祉協議会からパンフレットが出回っているらしい。金儲けだからとん
でもないと思うが皆さんはどう思うかとSさんは言う。目的がわからん、自習
する人にはいいんじゃないか、といった意見ができるが全般として否定的。心
情的には私も否定的なんだけど、首謀者が神田先生だからそんな無茶な内容で
もないのだろうとも思う。でも、とにかく詳細がわからないので、後日私が情
報を集めてみんなに報告すると言うことで、例会は終わり。

  役員会は来月の内容と定期総会の話と来年の役員の話。会員のSさんに手話
ダンスの講演をしてもらうことが決まったぐらいで、あまり内容のない会議と
なった。どうなる、来年の役員?

  家に帰ったら、県登録手話通訳者1次試験の不合格通知が届いていた。でも
ペーパー試験はOKだから、来年は2つ目の筆記試験から受験できるとのこと。
来年も受けろってか?

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2月10日(土)〜11日(日)

  全通研討論集会のため大阪へ。誰とも待ち合わせしていないので単独で新幹
線に乗る。予定より早く東京に着いたので、1本早くひかりの自由席を確保し
て30分早く大阪に乗り込むことにした。
  早く着いたのだから念願の関西スーパーマーケット(関スー)に行こうとした
が、迷子になって断念。さらに討論集会の会場にも迷子になって時間ぎりぎり
に会場入り。最初にあった知り合いは石川の聾者のSさんだった。よく私の顔
を覚えてくれていたとちょっと感激。分科会の部屋で千葉のMさんとUさんに挨
拶して、まだ時間があるのであたりをフラフラ。すぐに元県サ連会長で今は加
賀市の通訳者であるSさんに遭遇。「あらー、徳田君、お久しぶりー。で、今
時間いいけ?」とそのまま有無を言わせず書籍販売コーナーへ連行。そこには
あの松任の設置通訳者Kさんが待ちかまえており「よぉ、久しぶり。じゃ、15
冊。よろしく。」と県サ連の20周年記念誌を渡される。これを売らなければな
らないらしい。俺は一体、どこの所属の人間なんだ?

  私が参加した分科会は手話サークルである。司会の山崎さんは全通研富山支
部の人で、かなりいい言葉をつむぎ出せる人である。手慣れた感じで進行、内
容はレポートの発表と、いつもの繰り返し。レポートは静岡のサ連の状況。県
を3分割した状態で県サ連はないのだそうだ。県レベルのろう運動はろう協と
全通研にお任せ状態。今後、千葉で県サ連を作るとなるとこういう形になるの
だろうか? 石川のレベルを見ていると、かなり物足りないのだが。分科会は、
この日は聾者の声を引き出すことに終始し、特記事項は、なし。

  夜は石川の人に合流しようと思ったが、代表者会議に出てくれ、と言われた
ためはぐれてしまう。結局、出なくてもいいことになったので、フラフラして
いたら千葉のNさんに発見してもらい、千葉の人達に連れていってもらう。夕
食はIさん節を堪能。「もっと勉強せい」と怒られて、眠くなったので一足早
く戻る。役員関係は会議が長引いたようでIさんともKさんとも会えず。今日は
E-Mailをチェックして就寝。明日は少しのんびりだ。

  討論集会2日目。

  まず、千葉から持ってきたピーナッツを早々に石川の人達に配って荷物を軽
くする。分科会では少し発言するが、いまいちみんなの興味を引くには至らな
かったようだ。
  この日の注目は東大阪市のサークルからコミュニケーションサポーター(以
下、CSと略)の話。介護保険の訪問調査とケアプラン作成段階で要介護者と話
が通じないときにCSを1時間2000円で手配するというシステムなんだそうで、
厚生(労働)省方面から指示が来ているそうだ。ただ、どうもCSは手話通訳者と
いうよりは、手話通訳者が不足した場合に誰かを活用する側面があるようで、
色々問題を起こしそうなネタだ。この日はそれ以外に介護現場にサークルから
手伝いに行くという発表があり、この2つに質疑が集中した。

  無事に記念誌を売り終わり、Sさんと県サ連の話をしながら昼食をとる。会
長はいまのままで大丈夫らしいけど、SさんとKさんが通訳者として金沢を離れ
てしまったので、結局今まで一番、力のあった金沢地域が弱体化してしまい、
活動が低迷しているそうだ。かといって、あての会の状況もわからず、役員ス
カウトは混迷しそうとのこと。でも「こんなことをこんな所で相談するのも変
だねぇ。」とお互いに笑ってしまう。

  偶然にも師匠のKさんに会う。サークルのTさんとKさんと一緒に来たとのこ
と。なんだ、隣の部屋にいたんじゃん。ひとしきり話して、また午後の分科会
に臨む。長崎の人が抽象的な話をするので辛かった。長野の手話対策部の人が
具体的な話で面白かったけど、どの地域も同じだなと確認した程度で終わり。
今回の山崎さんの印象に残る言葉は「手話サークルは手段のはずだけど、目的
にすりかわってしまうので、話が難しくなりますね」でした。そうかもね。手
話サークルのあり方、なんて話はそもそもナンセンスなのかもしれないなと考
えた。

  分科会終了後、TさんとSさんからサークルの大変な事情を聞く。陰ながら援
助するよ、と言ってお別れ。石川の人も集団で帰るところに遭遇し、Tさんや
北野さんに挨拶する。なぜか記念写真も一緒に撮って、再び介護保険の勉強会
にとって返す。石川支部長のIさんと一緒に受講。サークルについてちょっと相
談。でも、個人の喧嘩に手出しはできないよね、で意見は一致。ただ板挟みの
人がかわいそうだから話を聞いてあげてもらうことを依頼する。いくらかでも
気持ちが楽になればいいんだけど。
  勉強会では市川節、近藤節を堪能する。現在の要介護者は未就学者と重なる
ところが多いので、手話通訳と言うよりも福祉制度の構造的欠陥での問題の話
が多かった。印象に残るのは近藤さんの一言「意訳するのも限界がある。」こ
の一言に聴覚障害者への介護保険の問題点が集約されている。

  この後、念願の関スーに行き、明日の食料まで買い込む。明日は静岡で悪友
に会ってお帰りだ。珍しく手話には関係のないイベントで過ごすことになりそ
うだ。

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2月14日(水)

  午前中に用事があったので仕事を、休んで、サークルにはフル参加する。
  今日のサークルは部会。うちのサークルは会員全員が研修部とレク部のどち
らかに所属していて、その打ち合わせの日が今日なのである。私はなぜかレク
部担当。今月と来月の予定をとっとと決めて、あとは週末の報告と私が持って
いった資料での勉強会となった。週末の報告は私は討論集会の話し、あと八千
代では塩野谷さんの講演があったのでその話。スライドが多くて、沢山の国に
行ったのはわかったけど、国ごとの印象といった話はなく、疲れたとのこと。
んー、さもありなん。

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2月15日(木)

  手話技能検定協会のホームページで開設している掲示板が異様に盛り上がっ
ていることを発見して、私も書き込み。CSと技能検定の心配を述べたが、神田
先生は「それはなんとかしましょう」との返事。でも、私は心の中で「いくら
神田先生が頑張ってもこればっかりはどうにもならんだろうな」とも思う。

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2月16日(金)

  社内手話サークルで、会社での手話通訳事情について学ぶ。パネルディス
カッション形式で、パネラーとして玉川事業所の人事部のFさんと、噂に名高
い手話通訳士のSさんが来ていた。Sさんは以前、internet関係の障害者問題を
話し合う会議で通訳していたのを見たことがあるが、本当に見事な手話の使い
手だ。本業は本社でネットワークデバイスを開発しているそうだが、ちょっと
前まで相模原にいて、社会の通訳活動をやっていたとのこと。上司がどこから
か通訳依頼を取ってくるぐらい理解のある人だったが、異動して玉川に来て上
司も替わったので、今後活動できるかはわからないとの話だった。うちの(正
確には私の親会社)は大企業なんだから、手話通訳士を手話通訳者として採用
するぐらいの気概があってもいいという話が出ていた。また、Fさんから厚生
省系の外郭団体から障害者雇用促進関係で助成金が存在するとの情報。ただ、
申請はとても面倒らしい。

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2月17日(土)

  JR大井町駅の近くで、いくお〜るミニイベント。駅に降りて、なんか見たこ
とのある風景だなと思ったら、そうだ、以前社内手話サークルで品川聾学校に
来たときに、さんざん迷ってフラフラしたんだった。

  講演はダグラス・ワトソン氏による「ADAその後」。アメリカではADA法によ
り聴覚障害者にかなり門戸が広がったが、その結果、大学においても多くの学
生がインテグレートしている。その結果、ギャローデットやRITのような有名
大学に聾者が集中する傾向は減っており、沢山の大学が数人の聾者を抱えるよ
うになっているそうだ。これは機会が広がった面もあるが、十分な情報保障を
受けられないという面もあり、通訳は全米で5000人になったがさらに足りなく
なってきているとのこと。深刻な問題として、ADAは限定的なものであり、自
らには適用されないと言う考え方があり、アラバマ州が連邦裁判所に提訴中な
んだそうだ。この判決次第では聾運動が再度まき直しにもなるかもとのこと。
でも、ADAに署名したのがブッシュ親父の方。今、Jr.が大統領になったので、
ADAが否定されても、新規に法律を作れるだろうという話だ。すげー。なお、
アメリカでは711で警察消防の連絡ができる。これは全国版。それから、アメ
リカの聴覚障害者は2600万人。そのうち聾が占める割合はわずかで、学生に限
るとで手話通訳が必要なサポート数は2万人。残りの21万は補聴器があればい
いということだ。
  もう一人の講演者はスウェーデンのシャースティン・シェルバーグ氏。当
然、話の内容はスウェーデンの状況だが、講演録集通りなので、説明は省略。
興味のある方は「いくお〜る」を買って下さいね。(^^)

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2月18日(日)

  全通研千葉支部定例会。討論集会の報告会である。
  弁当を食べる時間ぐらいあるだろうと思っていたら、すでにみんな準備万端
で例会が始まるのを待っていたので食べそびれる。参加者は15人ぐらい。各分
科会の参加者から報告があるが、千聴障連からの参加者が少ないのが残念だ。
せめて、県サ連に興味を示していたHさんには来て欲しかったが。
  1人15分の予定だったが、かなり充実した質疑応答もあり、全体の予定を30
分オーバー。通訳のあり方として、設置はじっとしていればいいのか? という
話が特に印象に残った。動いたら派遣と何が違うのかってことになるし、かと
言って訪問調査は外に出ないとできないだろう。石川にいた時は疑問に思わな
かったなぁ。どうしていたんだっけ?

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2月21日(水)

 今日のサークルはレク部担当。そこで私の持ちネタである「サークル国勢調
査」を実施。このゲームの詳細はまた後日の「語ろうか」で。「これは!?」と
いう質問を引いた人はあまりいなかったが、ポケモンの手話表現が特に決まっ
ていないこと、サークル参加者世代ではファミコンとプレステの区別がつかな
いことが判明。「倒産したんじゃなかったけ?」という人もいたが、それはセ
ガのドリームキャストで、しかも製造を中止しただけで会社はまだ続いている
んですけど。とにかく、ポケモンの手話表現は全員への宿題として、この日は
解散。

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2月22日(木)

  全通研八千代班学習会。年度末ということで、軽い食事をしながら、会報誌
のクロスワードパズルを全員で解く。千葉では班活動というと、だいたいサー
クルよりちょっと高度な勉強会をするものらしい。登録通訳の人もいるので、
私の手話にも厳しい指導が入る。
  最後になって、またしても手話技能検定の話。昼のサークルの参加者が数名
いたので、改めて私が説明することに。と言っても、まだ情報不足で全て推測
だから、たいして言うこともないのだけど。ただ、サークルの時とは違って、
これから「従来の聾者の手話」だけでなく、Dpro、難聴者、NHK手話ニュース
口話の方が得意な若者の手話など、様々な手話が出てくる時代になるだろうか
ら、そういう時に検定の持つ意味があるのかもしれないね、という話が出たの
は、さすが全通研会員だと言えるだろう。

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2月23日(金)

  全通研運営委員会。まさか3連ちゃんで、まっすぐ家に帰れないとは思わな
かった。内容は役員決め。かなり重要な役員が抜けることになり、来年どうす
るか不安のまま、時間切れ。結局、何も決まらず。問題は空席となった支部長
枠である。んなこといったって、副部長からの繰り上がりに決まっているじゃ
ん。というか、そうしちゃおうと私の心の中で決心した。
  会議の後、ファミレスで石川との比較の話。私が「週3日という言葉に驚い
た」というあたりから、話が盛り上がりまくり。待遇が悪くても設置を早める
べきか、きちんとした保障が得られてから設置をするべきか。全通研としては
後者なんでしょうけど、千葉は前者の傾向があるようだ。人口が石川と比べて
も桁違いなので、一概に千葉が悪いとは言えない状況がある。でも、改善する
ための突破口が見つからないのももどかしい。

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2月24日(土)〜25日(日)

  日本聴覚障害者コンピュータ協会(聴コン会)の研究部の一泊合宿。今回は例
会ではないので、作業のみ。現在、研究部では初心者が使うコンピュータ用語
を選定し、それを本にしようという計画が進行中である。今回の合宿では手話
表現の考案がメイン作業。その数256。半分ぐらいは以前出版した本からもっ
てくるので、考える必要があるのは100ぐらいだが、それでも1日中、ああでも
ない、こーでもないと考える。おぉ、と絶賛されたのは、シリアルとパラレル
とUSBぐらい。表現と意味を伴ったものを考えようとはするけど、普及するか
どうかはわからない。そんなことまで考えると、嫌になってくるので、とにか
く今はベストを尽くすのみだ。私は解説文の方に力を入れることにする。でも
わかりやすい文章を書くのは難しい。

  聴コン会は私の本業に関係がある話が多いので、とても勉強になる。携帯や
テレビなどの通信の知識はほとんどこの会で得ているような感じだ。バリバリ
のプログラマやすいすいソフトを操作する人、私が生まれた頃からコンピュー
タをいじっている人と一緒に作業するなんて、本当ならえらい高い授業料を払
わないとできないことなのだから、ほんと、個人的にも貴重な場である。
  風邪のため出席者が減るなどのハプニングがあったが、なんとか作業に一区
切りつける。これを今度の例会で審議してもらうことになる。大量の宿題をも
らって帰る。明日から仕事なのに...

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2月28日(水)

  研修部担当のサークル例会。ということで、重役出社。会報誌の文章を手話
にする練習をしていた。
  今回の例会では以前から来ていた若い人が3人に増えていた。こんな時季外
れに入ってくるとは珍しい。(手話サークルの会員が増えるのは春や秋の講習
会後だから、7月や12月が多い。)果たして、この手話サークルに彼女らの求め
るものはあるのか、我々はそれを提供できるのか。1年後、彼女らは我々の仲
間として活動しているのだろうか。新しい人を見るたびに今まで辞めていった
人を思い出す。

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  今回は異例の長さの「語ろうか」になりましたが、続きにするような内容で
もないので、大目に見て下さい。こうして振り返るといつも手話関係の活動ば
かりしているようですが、先月だけが特別で、いつもは本業+残業の方で忙し
いんですから。本当ですよ。

  では、また来週。

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