ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/_/ メールマガジン 『語ろうか、手話について』 _/_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ No. 98 2004年 4月28日発行 ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ 皆さん、こんにちは。関東ではいきなり寒くなったりしている今日この頃で す。いかがお過ごしでしょうか。 先日は、ウィルス対策のお知らせをしましたが、その後、ちょっとだけウィ ルスメールが少なくなったような気がします。ご協力に感謝します。でも、ま だまだ1日20通ぐらいは届いておりますので、今度は、語ろうかを読んでいな い人にも対策の呼びかけをお願いします。 ---------------------------------------------------------------------- さて、県名の手話でお送りする予定が、延び延びになっていまして、大変申 し訳ありません。そんなことを言っている間に、もういくつ寝ると、ゴールデ ンウィークという時期になってしまいました。ゴールデンウィークと言えば、 全通研は代議員会。私は、なんとか今年も代議員にしてもらいましたので、 5月2〜4日まで、東京で缶詰です。ということで、すでに対代議員会戦闘態勢 モードなんです。県名のまとめの方は全然進みません... 申し訳ない。もう ちょいお待ちください。 全通研に入っていない人や、最近「語ろうか」を読み始めた人には「代議員 会とはなんぞや?」と思っていることでしょう。簡単に説明すると、全通研の 定期総会です。1年に1回、ゴールデンウィークの時に、東京で開いています。 会員ならば傍聴はできますが、意見を言ったり、質問したり、採決で投票権が あるのは代議員だけです。代議員は都道府県の支部ごとに会員数により人数が 決められています。私の所属する千葉は4名。この4名をどうやって決めるかは 支部にお任せです。千葉支部の会員数は300名ぐらいで、そのうち4名しか参加 できないわけです。手話サークルなどの定期総会とはだいぶおもむきが違いま すね。形態としては国会みたいな感じです。人数を絞る代わりに、こってり話 し合いましょう、ということなんだと思います。 ということで、なりたくてもなれない人がいる一方で、ゴールデンウィーク の3日間が完全に拘束されるということで、辞退者続出というのが、代議員の 実態です。そんな代議員の心境とは関係なく、すでに全通研会員の元には代議 員会でもっとも基本的な資料となる議案書が送られています。もし、何か意見 があれば、今のうちに代議員となる人に伝言しておけば、来週、それを言って きてくれることになっています。千葉でも、一応、先日の定期総会や機関誌を 通じて、意見を募集していますが、今のところ、千葉支部内で解決すべき意見 しか出てきていないので、このままいくと、あとは代議員それぞれが自覚して 意見を出してくるしかないかな、というところです。 さて、今年の代議員会ですが、どんなことが話題になるのか、いまいち予想 できません。私が思いつく範囲では、研修センター、モデル要項策定、記念集 会関係、国際組織立ち上げ、会計方法の改正がありますけど、どれもそれほど もめるほどのものでもないかと思っています。募金の関係がありますので、研 修センターは色々と話は出そうですが、果たして、今後どうするのかという点 では、なんともかんともって気がしています。読者の会でも、研修センターは だいぶ話題になりましたから、ちょっとだけ言及しておきますけど、2ヶ月ぐ らい前に2002年度の報告が通研各支部と都道府県ろう協に送られてきていま す。2002年度なんですよ。2003年が終わるときに、2002年度。私としては、今 年の代議員会で昨年の報告をしてもらうつもりでいますが、出てこないだろう なぁ、って気はしています。それはそれでつっこみどころなんですけどね。 ということで、ちょっと反則技ですが、もし、全通研で気になっていること があれば、私までメールをもらえれば、それを参考に代議員会に行ってきま す。基本的に、千葉代表の身分なんで、期待に応えられるかどうかはわかりま せんが、全通研をより良くするためには、細かいことにこだわってはいられま せんので。 ---------------------------------------------------------------------- 長い前置きですが、今回のタイトルになっているドラマの話です。 ヘビードラマウォッチャーを自認する私としては、各所で話題になっている やはり「オレンジデイズ」を「語ろうか」で取り上げないわけにはいかないだ ろう、と思うわけですが... 3回まで見終わった段階で、もうかなり飽きてい ます。ドラマとして、あんまり面白くないです。元々、北川悦吏子って、あん まり好きな脚本家でないんですよね。ということで、もうしばらくすると、あ らすじだけどこかで読んで、あとは最終回だけ見るというパターンになりそう です。 そんな私の感想はさておき、このドラマ、日聴紙でも事前に取り上げていた り、妻夫木と柴咲の組み合わせということで、だいぶ話題になっていますね。 あんまり視聴率的にはふるわないようですが、一般の評判はまぁまぁいいよう です。北川悦吏子お得意の恋愛もの、しかも直球勝負ですから、その点では完 成度が高いドラマだと思います。 その一方で、手話関係では、評判があまり良くないようで。その反応が、予 想通りすぎるんで、私としては苦笑しております。とりあえず、主な意見を 拾ってみると、 ○失聴して4年で、あんなに手話がうまいなんて、ありえない。 ○なんでお母さんも手話ができるんだ? ○まわりに手話を使う人がいないのに、あんな色々な手話を知っているのは 不自然。 ○妻夫木君は、大学の教養で勉強したぐらいで、あんなに完璧に読み取れる はずない。 ○...の表現は、そうは読み取れない。(...の部分は色々と) といったところでしょうか。 これに乗じて批判を書くのは楽なんですが、それでは「語ろうか」の持ち味 が失せてしまうので、あえてオレンジデイズを応援してみます。 まず、確かに、それぞれの批判は正しいのでしょうけど、私はそれ以前に、 これはドラマなんだから、あら探ししてもしょうがないでしょう。ドラマとい うのは非現実的なことを、いかにうまく現実っぽく見せて惹きつけるかにある わけで、本当のことだけ見たいならドキュメンタリーを見ればいいわけです。 家政婦や売れないマジシャンが殺人事件を解決したり、生き別れの姉妹が再 会して目が見えなくなったり、刑事が自転車で殺人現場に急行したり、将軍様 が火消しと一緒に悪人を捕らえたりするとか、どれもこれもありえない話です けど、そのありえなさを「おぉ、そうきたかぁ」と楽しむところがミソであっ て、それに対していちいち目くじらたてるのはなんだかなぁ、と思います。 それより、あのドラマ、手話よりももっと変なものがあることに気がついて います? タイトルのオレンジですよ。春先に、軒先にオレンジが実っているな んて、いったいどこの国の話なんでしょう? そこからして、あの話はファンタ ジーです。虚構です。おとぎ話として楽しめばいいのではないでしょうか。 次に、もうちょっとまともな弁護です。手話が4年であんなにうまくならな い、という意見がありますが、真剣にやれば4年でかなりうまくなるんじゃな いかなぁ、と思います。沙絵ってお金ありそうな設定だし、失聴してから何か きっかけがあって、2年ぐらい専任講師がついて勉強したって設定だったら、 あの程度の手話ならありえなくはないと思うのですよ。あの程度でも、私から すればうらやましいほど流暢でありますが。 中途失聴者にとって、手話を習得するのは困難なことですけど、それを「困 難だから、あんなドラマあり得ない」と言っていたら、たぶん10年後、100年 後も中途失聴者の手話習得率は今のまんまでしょう。あれぐらいスムーズに中 途失聴者が手話を修得できるような社会は、すごくいい社会だと思うし、オレ ンジデイズを目標に、社会を変えていくような気持ちがあってもいいのではな いでしょうか。 と、一応、弁護してみましたが、あんまり面白くないので、このあたりでネ タも尽きました。ちょっと、本業がてんてこ舞いなので、ドラマチェックがほ とんどできていないのですが、今の注目は「離婚弁護士」と「ホームドラマ」 なんだそうです。私の注目は、関東の深夜に再放送している「ハンドク!」で す。医者ドラマですが、手術方法は無茶苦茶ですし、助かった患者がどんどん 不幸になります。でも、ドラマとしては面白い! 上等! ---------------------------------------------------------------------- 時々、「また、読者の会はやらないのですか?」と聞かれることもあるので すが、本業では体力を、休日に気力を使い果たすような状況で、ちょっと余裕 がありません。どなたか旗を振ってくれるなら、乗るかもしれません。私的代 議員オフレコ報告会なんてのも面白いかなとは思いますが。とりあえず、そう いう話は掲示板で。 では、次の「語ろうか」をお楽しみに。 ---------------------------------------------------------------------- このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』 を利用して 発行しています。http://www.mag2.com/ (マガジンID: 0000038270) ---------------------------------------------------------------------- ■登録/解除の方法 メールマガジン「語ろうか、手話について」は、以下のURLよりいつでも 登録/解除可能です。 http://www.mag2.com/m/0000038270.htm http://www.rr.iij4u.or.jp/~tokudama/kataro/ ■バックナンバーの参照 http://www.rr.iij4u.or.jp/~tokudama/kataro/ http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000038270 ■掲示板 http://www64.tcup.com/6411/tokudama.html 補助的な情報を掲載しています。編集者への連絡はMailをお使い下さい。 ■苦情、文句、提案、意見など Subjectに[kataro]を入れて、以下のアドレスまでMailをお送り下さい。 個別には返事ができないかもしれませんので、ご了承下さい。 tokudama@rr.iij4u.or.jp ====================================================================== ○メールマガジン「語ろうか、手話について」(月1回以上 発行) 発行: 手話サークル活性化推進対策資料室 編集: 徳田昌晃 協力: 五里、おじゃまる子、くぅ(ヘッダ作成) 発行システム: インターネットの本屋さん『まぐまぐ』http://www.mag2.com/ マガジンID: 0000038270 ■意見、文句、提案、投稿は、居住都道府県名と氏名(匿名可)を添えて tokudama@rr.iij4u.or.jpまで送って下さい。 ■メールマガジン「語ろうか、手話について」は、著作権は徳田昌晃に所属し ますが、基本的には転載・複写自由です。有効にご活用下さい。 ======================================================================