d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★ メールマガジン 「語ろうか、手話について」 Note.14 2004年10月13日発行 d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★ 皆さん、こんにちは。 行事も多いですが、休みも多い秋。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。 えっ、休みは全部行事ですか? お疲れ様です。 さて、先週の「語ろうか」は、改めて読んでみると、あんまり文章の出来が 良くなかったと思うのですが、いかがだったでしょうか。三位一体改革と手話 通訳のこと、わかりましたでしょうか? そんなわけで珍しく書き直ししたい気 分もあったのですが、でも、いつもながらに反響は無かったので、そのうち新 情報が入ってきた時に、再度まとめようと思っています。 ---------------------------------------------------------------------- ところで、先週末、静岡から関東、東北にかけて、とても大きな台風がきま したが、皆さん大丈夫でしたか? 今年は台風の当たり年、福井や新潟ではかな りの被害が出ましたし、三重などでは降雨量新記録、九州に至っては、またか よ! って感じでした。しかもどれもこれも大きくて。 実は、千葉で長年活躍されていた手話通訳者の方が、先日の台風の時に亡く なりまして、この連休+αは久しぶりに葬式に出てました。葬式に出るなんて もう10年ぐらい出ていないので、礼服もぎこちなく着まして、なんとか行って きましたが、なんともやるせないもんですね。直接の原因は交通事故なんです けどね、風雨で前が見えなかったのか、スリップしたのか、信号にぶつかって の自損でした。まだ、50前の人で、手話の世界に入って20年ぐらいとのこと。 通夜では、葬儀場の会館をいっぱいにするぐらいの弔問客が来ましてね、あー この人は手話でこんなにも色々な人に関わっていたんだなぁ、と痛感しまし た。普通の主婦だったら、こんなに人は来ないでしょうね。 早すぎる死ですから。当人が一番以外だったのではないかと思うと、胸が張 り裂けそうです。「ここで死ぬのか」そう思う暇があったかどうかもわかりま せんが、私も広報担当で「原稿を書いてくださいよ」と言って、なんとなくは ぐらかされたっきりで、すごく心残りです。 全通研はかなり年寄りの団体ですから、あと10年もすると、こんな葬式が続 出するのかもしれません。まぁ、私も体が強い方ではないので、全員を見送る 側になる自身もないのですが、皆さん、交通事故とか、自殺とか、防げるもの は防いでいきましょうね。 ---------------------------------------------------------------------- では、本題。今回は雑談が多いのですが、メインテーマは年金の話、リター ンズです! Note.3で年金に対する愚痴を述べましたところ、いつもよりちょっとだけ反 響がありましたが、何ともつかみどころのない指摘ばかりでして、そのままに なっておりました。 そんな時、すごい雑誌が届いたのであります。「いくお〜る」の最新号、な んと最初の特集が年金です! なんとグッドなタイミング! もしかして、私の願 いが通じたんでしょうか。 ちなみに「いくお〜る」とは、聴覚障害に関する様々な情報が載っている隔 月刊雑誌(偶数月発売)です。書店売りはないので郵送込みの年間定期購読契約 となります。私の知る限り、日本で最も聴覚障害全般の情報が充実している雑 誌です。手話だけでなく難聴関係の話題も豊富ですので、誰にでもお勧めで す。申し込みは以下のWebまで。 http://www.bcs33.com/ そんなわけで、年金特集の「いくお〜る」を読んだのですが、細かいところ はよくわかりませんが、ようやくつかみどころのない指摘の意味もおぼろげな がらわかってきたような気がします。(いえ、その後、指摘してきた人から追 撃の指摘がないので、果たして、その人自身、どこまで年金のことを理解して いたのかわからないので。)それにしても、年金、難しいですね。少なくとも 私は年金だけで、老後に今の生活レベルを維持するのは難しいことはわかりま したが。 かなりおおざっぱに障害年金について、私なりにまとめてみると、以下のよ うになります。 - 年金の額は障害の程度でも決まるけど、もっと重要なのは少しでも掛け金 を払ったかどうか。少しでも掛け金を払うと、もらう期間も額も増える。 - 障害年金としてもらえるのは、100万円弱。 - とにかく、働いていた方が有利。 まとめすぎ? ま、細かいことが知りたい方は、いくお〜るを読むなり、社会保 険庁に行くなり、役所の年金課に問い合わせてください。 それで、特集を読んで思ったのは、この障害年金でもらえる額というのは、 なんとも微妙な額だなぁ、と。補聴器などにかかるコストを考えると、ほんと 絶妙な額しかもらえない。生活費にするにはかなり心許ない。でも、フルタイ ムで働ける人なら、ちょっとしたボーナスになるかな、って感じの額。実に微 妙です。健聴者に比べて、社会保障、いわゆるセーフティーネットが充実して いるということは言えると思いますが、でも、身体的にハンディを負っている わけだから、それを金銭的に補完するに十分かと言われると、ん〜、って思い ました。 この程度の金額で「障害を負っても、年金が出るから、掛け金を払いましょ う」なんて厚労省に言われも、なんとも恩着せがましいことこの上ないって気 がします。 ---------------------------------------------------------------------- さて、話変わって、最近の私自身の活動について。ふとしたことで、最近は どうですか、なんて聞かれたのですが、正直なところ、あまり手話活動はやっ ていなくて、こんなメルマガを書いていて、いいのかと思ったりしています。 そろそろ身の引き際かもしれんと。 実際、かなり手話の腕は落ちております。もう通訳なんて目指すどころか、 日常会話も難儀かもしれないってぐらいです。ちょっとメルマガを書くのもお こがましいのではないかと思うぐらいです。最近は、6割がパソコン要約筆記 4割が手話という状態で、しかも手話のほとんどは全通研で、しかも全通研も 広報担当などの運営の方に主軸があるので、別に手話に関する団体でも言える ようなことをやっているので、あえて手話というテーマに沿わなくてもいいわ けで、そうなると、メルマガを書く必然性がないというか、そんなこともツラ ツラ思っていたりしております。手話を食い物にするのが嫌だから、自信のな くなった研究生活に見切りをつけたのに、なんだ、これじゃ在野にいても同じ かよって。と、一応は自己問答を繰り返しております。 とは言っても、要約筆記のメルマガというのもねぇ。活動自体は全通研や手 話サークルが主体だから、全要研とかよくかわらないし。全要研に対する疑問 は色々あるけど、私自身が全要研は働きかけしていないから、こんなところで つぶやいても単なる嫌みになっちゃうし。全通研の場合は、ここで書いている ことを本部にも言っているから、批判と言うより告白なんですわ。ということ で、要約筆記について語るのも、ちょっとねぇ、って感じです。 しばらくは色々な人から意見を聞く機会がありそうですから、その結果を含 めて、メルマガの方向性も模索していきたいなぁ、と思っています。というわ けで、今週末の関東フォーラム後の読者の会の方、ご意見よろしく。(詳細は 別途メール済みです。メールが届いていなかったら連絡ください。) では、次回の語ろうかをお楽しみに。 ---------------------------------------------------------------------- このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』 を利用して 発行しています。http://www.mag2.com/ (マガジンID: 0000038270) ---------------------------------------------------------------------- ■登録/解除の方法 メールマガジン「語ろうか、手話について」は、以下のURLよりいつでも 登録/解除可能です。 http://www.mag2.com/m/0000038270.htm http://www.rr.iij4u.or.jp/~tokudama/kataro/ ■バックナンバーの参照 http://www.rr.iij4u.or.jp/~tokudama/kataro/ http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000038270 ■掲示板 http://www64.tcup.com/6411/tokudama.html 補助的な情報を掲載しています。編集者への連絡はMailをお使い下さい。 ■苦情、文句、提案、意見など Subjectに[kataro]を入れて、以下のアドレスまでMailをお送り下さい。 個別には返事ができないかもしれませんので、ご了承下さい。 tokudama@rr.iij4u.or.jp ====================================================================== ○メールマガジン「語ろうか、手話について」(月1回以上 発行) 発行: 手話サークル活性化推進対策資料室 編集: 徳田昌晃 協力: 五里、おじゃまる子、くぅ(ヘッダ作成) 発行システム: インターネットの本屋さん『まぐまぐ』http://www.mag2.com/ マガジンID: 0000038270 ■意見、文句、提案、投稿は、居住都道府県名と氏名(匿名可)を添えて tokudama@rr.iij4u.or.jpまで送って下さい。 ■メールマガジン「語ろうか、手話について」は、著作権は徳田昌晃に所属し ますが、基本的には転載・複写自由です。有効にご活用下さい。 ======================================================================