d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★ メールマガジン 「語ろうか、手話について」 Note.44 2005年 6月22日発行 d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★ こんにちは、冬を無事に乗り越えたと思ったのですが、春を過ぎてもなかな か体重が減らない徳田です。梅雨になって、悪いものを食べておなか壊さない とダメなのか? それは反則って気もしますが。 自然言語処理学シリーズを始めた途端に何なんですが、お知らせと、ちょっ としたニュースが気になったので、Noteシリーズを挟み込みました。 ---------------------------------------------------------------------- 6月16日、テレビ、新聞で「やまびこ会」というNPO法人の元代表や元理事が 逮捕されたというニュースがかなり大きく報道されました。いまさら、NPO法 人が悪さをしても、私にしてみると別に何の不思議もないのですが、ここまで 手広く詐欺行為を働いていて捕まったのは初めてだったようです。 ペーパーカンパニーやら謎の社団法人、壺を売りつける宗教法人などなど怪 しげな団体は数多く存在し、NPO法人もそれとは何ら変わるところがないので すから、まぁ、そういうのもあるだろうねとは思うのですが、ニュースキャス ターによれば「NPOと言われると信用してしまう」のだそうで。そんなもんな んですかねぇ? 過去には暴力団がNPO法人格を取得したけど取消になったということもあり ましたので、NPOが色々な団体の隠れ蓑のとして使われることはよくありそう です。 さて、やまびこ会のニュースを見ていて、あれっと思った人もいたと思いま す。当初の設立目的は「聴覚障害者への福祉・教育活動、および生活情報など の提供」だったそうです。 そうなんですよ。私が最初に「やまびこ会」を知ったのは、聴覚障害者のた めのCS放送という話題からでした。 昔のメールを発掘したら、こんなのが出てきました。 1995年9月にあるメーリングリストに流れた記事です。 ------------------------------------------------------------------ ろう者のための衛星放送開始! ろう者のための専門番組「やまびこチャンネル」が設立されました。 設立された理由は、健聴者と同じ様に普通にテレビを楽しみたい様々な情 報が欲しい、手話や字幕入りで気兼ね無く映画が観たい等々の意見に対し てなのです。 ☆メインパーソナリティーに「○○」 ☆今までには無い、堅苦しくなく、明るく、楽しく、それでいて、ろう者 の方々の様々なニーズに、的確にお応え出来る情報バラエティー番組 ☆もちろん番組は、総て「字幕」か「手話」の対訳付き ☆スポーツ中継・ニュース・ドラマ・映画・趣味。広報といった広い分野 にわたって、様々なアングルから番組を提供します。 (後略) ----------------------------------------------------------------- と、大々的に始まったようなのですが、1996年の秋ぐらいから、映像が流れ ないというような話が出てきて、1997年1月には週刊誌で、当時話題になって いた詐欺集団KKCからも出資されているといった話が出てきて、そのまま、な んとなく消えてなくなったようです。 その後、ふと、Webを見たら、キノコだの物品販売のことしか書いていなく て、「これはなんか変だぞ」と思ったことを覚えています。 私はその自分は学生で、CS放送を見るためのチューナーも買えないような状 況だったので、そちらがどうなったのかはわかりません。 やまびこ会のおかげで、NPOのイメージ、聴覚障害者向けテレビのイメージ さらには福祉機器会社のイメージが軒並み悪くなったと思います。少なくとも 私は。アイドラゴンなんか、すごく疑ってかかりました。 なんで、聴覚障害者用の放送をネタにしたのか。最初はちゃんとやる気だっ たのか、それともNPOを作るための餌だったのか。ちょっと真相を探ってみた い気もします。 ---------------------------------------------------------------------- 支援法中央対策本部のブログがいい感じです。 http://blog.goo.ne.jp/houantaisaku/ 最近は、色々な委員会の議事録や資料が載っていたりして、あまりこの手の 資料の探し方を知らない私としては、へぇ、の連続です。 最新情報では、第59回中央社会保険医療協議会診療報酬基本問題小委員会資 料というものが載っていまして、病院で、どんなものに対しては実費請求でき るかという話が載っています。医療分野は、もう4ヶ月後には始まりますから 動きも早いですね。 その中に珍しく手話通訳の文字があって、なんだなんだと見てみたら、実費 徴収が認められるもの、の項目に入っていました。はっきりと。 実費かぁ。聴障者からの依頼では1割なんでしょうけど、病院が用意すると 全額負担なんだろうなぁ。となると、病院で手話通訳を用意すると、1割でな くて、もっと高額な負担を求められるとか、聴障者だけでなくて全体的にその 病院の料金が高くなったりするとかあるんでしょうかねぇ。 経営の苦しい病院では、手話通訳は駆逐されそうだなぁ。 ---------------------------------------------------------------------- 全通研の夏の集会の締め切りが迫ってきました。今年は新潟にて、8月26〜 28日まで開催されます。夏の集会は座学中心で、いくつかのコースに分かれて います。Note 7で、素敵な詩を作る笹田雪絵さんを紹介しましたが、その笹田 さんを発掘して世に広めた山元加津子先生が講演するコースもあります。支援 法も興味ありますが、私としては久しぶりに、ここに参加して感動してこよう かと思っていたりします。 あと、35歳以下の集まり「U-35」の初会合も予定されています。 http://mt.advenbbs.net/bbs/u35.htm 申し込みは各支部まで。お早めに。 ---------------------------------------------------------------------- では、次回の語ろうかをお楽しみに。 ---------------------------------------------------------------------- このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』 を利用して 発行しています。http://www.mag2.com/ (マガジンID: 0000038270) ---------------------------------------------------------------------- ■登録/解除の方法 メールマガジン「語ろうか、手話について」は、以下のURLよりいつでも 登録/解除可能です。 http://www.mag2.com/m/0000038270.htm http://www.rr.iij4u.or.jp/~tokudama/kataro/ ■バックナンバーの参照 http://www.rr.iij4u.or.jp/~tokudama/kataro/ http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000038270 ■掲示板 http://www64.tcup.com/6411/tokudama.html 補助的な情報を掲載しています。編集者への連絡はMailをお使い下さい。 ■苦情、文句、提案、意見など Subjectに[kataro]を入れて、以下のアドレスまでMailをお送り下さい。 個別には返事ができないかもしれませんので、ご了承下さい。 tokudama@rr.iij4u.or.jp ====================================================================== ○メールマガジン「語ろうか、手話について」(月1回以上 発行) 発行: 手話サークル活性化推進対策資料室 編集: 徳田昌晃 協力: 五里、おじゃまる子、くぅ(ヘッダ作成) 発行システム: インターネットの本屋さん『まぐまぐ』http://www.mag2.com/ マガジンID: 0000038270 ■意見、文句、提案、投稿は、居住都道府県名と氏名(匿名可)を添えて tokudama@rr.iij4u.or.jpまで送って下さい。 ■メールマガジン「語ろうか、手話について」は、著作権は徳田昌晃に所属し ますが、基本的には転載・複写自由です。有効にご活用下さい。 ======================================================================