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        メールマガジン 「語ろうか、手話について」

Note.47                                             2005年 8月17日発行
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  こんにちは、あといくつ寝ると夏休み状態の徳田です。

  タイトルを見て、「そんなものを取り上げるとは、とうとうネタ切れか?」
と思った方、結構、当たりです。ただ、1000人以上の様々な人が見ているメル
マガで取り上げることはそれなりに意味があるかなぁ、と思いまして。まぁ、
興味がない方は読み流してください。

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  最初に、このネタが流れたのは、かなりマイナーな手話関係のメーリングリ
ストだったと思います。
  CanCanという雑誌の今月号(たぶん、7月23日発売の2005年8月号)に、「ギャ
ル手話」というものが載っているとの情報が入りました。

  想像できない... なにをもって「手話」が「ギャル」なのか??

  男性誌ならグラビアでも余裕で、さらには健康雑誌やたまごくらぶ、こっこ
くらぶまでは立ち読みできる私ですが、さすがに女性誌やティーン系の雑誌に
なると、本屋で並んでいるエリアに立ち入ることさえ、困難な今日この頃、
ギャル手話は謎のままになるかと思っていました。

  が、ある筋から、インターネットに該当記事が無断転載されているとの情報
が...
  以下のURLが、それ。念のため、表示するだけで、余計なところはクリック
しないことをお勧めしておきます。

  http://blog.drecom.jp/excite/archive/1660  

  「知ってるし」という文の場合、しゃべるのと同時に、「秘密/電話/秘密」
(秘密は口に人差し指をあてる)という手話を同時に表すという例が載っていま
す。つまり、「シッ! テル(Tel) シッ!」という当て字なんです。

  当て字というより、私が思ったのは、キュードじゃん、これ、ということで
した。キュードは五十音の行ごとですから、そんなに種類はありませんが、
やっていることは、まさにキュード。まさか、こんなところに、キュードが出
てくるとは。

  幸いなのは、全然はやりそうにないこと。まぁ、雑誌が勝手にでっち上げた
打ち上げ花火的な記事なんでしょう。

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  ギャル手話は、手話がまったくわからない人が使うものでしたが、手話がわ
かる人が使う冗談の手話で、学生手話などと呼ばれるものがあります。指文字
の「や」を両手で作って、それを上下に重ねて「ヤバイ」とか。

  先日、ある飲み会で、学生手話というか、親父ギャグ手話に天才的な人に会
いました。その親父ギャグ手話は、すごくクダラナイのですが、でも、次々と
出てくるさまは、ある種感動さえ覚えるぐらいでして。たまには、こんなのも
アリかなと思ったのでした。

  では、新旧取り混ぜて、私が思いつく親父ギャグ手話を列挙してみます。
  使うことはあまりお勧めしませんが、酒のサカナにどうぞ。

・「魚」を猛烈に前に動かして「うぉぉぉぉぉ!」
・「家」を前に出して「いぇーーーい!」
・片手で指文字の「せ」、もう片方でその手を掻いて「せっかく」
・片手で指文字の「と」、もう片方でその手を掻いて「とにかく」
・両手の指文字の「け」を上下に組み合わせて、「ケバイ」
・指文字の「い」で、親指をつけたり離したりして「いやいやいや(謙遜の意  
  味で)」

  飲みながらの手話だから、意味無く、勢いで使うのばっかりだ...

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  では、次回の語ろうかをお楽しみに。

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