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        メールマガジン 「語ろうか、手話について」

Note.70                                             2006年 2月15日発行
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  こんにちは、山口集会に参加中の徳田です。

  当初、山口県まで一気に来る予定でしたが、諸々のことを考えると「そんな
朝早く起きられるわけがない!」という結論になり、昨日は岡山で一泊してき
ました。一泊するだけでイトーヨーカドーにしか行けなかったのが残念です。

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  ということで、山口集会です。
  私が参加しているのはいつものように「手話サークル」分科会。一昨年のよ
うなデイケアサービスを立ち上げるというような、私のような時々通う程度の
手話サークル会員としては呆然としてしまうような話はなくなり、1日目は他
団体との共同で地域に密着した活動をする話。2日目はサークルの運営につい
てグダグダ話をするという伝統的な内容で、ひじょうにバランスが取れている
ように思います。バランスが取れているだけで、内容に特筆するようなことは
ないのですが... 
  ただ、今回は本州でも最西端ということもあり、ローカルな参加者の層がい
つもよりかなり違うので、これが初参加の人はとても良いタイミングだったの
ではないかと思います。

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  とか言いつつも、分科会はあまり熱心に参加していないので、販売コーナー
で見つけた逸品をご紹介します。

  今回は医療関係の本、地域の手話の本が大豊作でしたが「おぉ、これは」と
思ったのは、全通研長野支部が発行している「○手通訳生活」。「まるでつう
やくせいかつ」と読むそうです。

  これは手話通訳をネタにした4コママンガ冊子で、数年前に毎月発行してい
る機関紙で連載していたものをまとめたものなんだそうです。1冊300円で、わ
ずか30ページぐらいのものですが、秋月りす調の絵柄で、思わず笑いと共感を
呼ぶ、傑作が掲載されています。この手の機関紙に載っているマンガは、あん
まり面白いものはないのですが(日聴紙のマンガとか。年に1回ぐらいしか面白
いのがないし)、これだけ面白いのは珍しいです。

  例えば、

  1. 某福祉大会打ち合わせ。主催者の人が手話通訳者、司会、要約筆記者に
     資料を配っている。
  2. 主催者「今回もお馴染みの顔ぶれで安心です。
             長いおつきあいですが、みなさん、ホント、お若いままです
             ね。
             何か秘訣でも?」
  3. 通訳者「そ、そんなぁ、そんなことないですよぉ、ねぇ、みんな。
             私たち、別に特別なことは...」
  4. 主催者「やはり、お仕事柄ですかねぇ。
             指先を使う、字を書く、声に出して読む。
             これらは、みんな最高の『ボケ防止』だと、言いますもの
             ねぇ。』
     通訳者「!」

  といった感じで。このレベルは読売新聞のこぼちゃんに迫る勢いです。

  ということで、すごいお勧めなんですが、販売担当の人に聞いたら、あるだ
け売ったら終わりとのこと。今後、どこで入手できるかどうかはわかりません
が、見つけたら即ゲットです。

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  では、次回の語ろうかをお楽しみに。
  次回は、たぶん、研修センターが始める手話検定について。

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