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メールマガジン 「語ろうか、手話について」
Note.82 2007年 1月10日発行
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今頃ですが、明けましておめでとうございます、徳田です。
昨年中は情報提供に、ご意見に、手話バッチを買ってもらったり、皆さんに
は大変お世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いします。
皆さん、お正月はいかがお過ごしだったでしょうか。
私は年末年始に1年を振り返り、今年の予想を立てることにしています。と
いうのも、知る人ぞしる「覚え書き」というものがありまして、飽きっぽい私
にしては珍しく、毎日の記録がもう6年は続いているのです。これを見ると1年
間のことが、色々と細々と思い出せるという次第です。
今日は、そんな覚え書きを見ながら、新年早々、昨年を振り返る次第です。
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昨年発行した「語ろうか」は、全部で21通。実に隔週にも達していない!
面目ないです。今年はせめて、隔週には届くようにがんばります。仕事も一息
つきますしね。
さて、昨年は相変わらずですが、全通研ネタが多かったですね。
私の実時間を計算してみると、意外と全通研には時間をかけていなかったり
しますが、あまり他に語る人がいないのでネタにしやすかったからでしょう。
研修センター裁判、全国手話検定開始、そして伊東雋祐名誉運営委員長の訃
報と、色々と話題の多い年でありました。
中でも、伊東先生の死去は一つの時代が終わったように思います。実態とし
て、全通研はすでに伊東先生が直接関わるような部分はほとんどないのですが
精神的な柱としては大きい存在でありました。その先生がいなくなる、それは
全通研が変わらざるを得ないきっかけになると思っています。
昨年は年始にストーキーの超有名論文も読みました。なんかすごい昔の気が
しますが、1年前なんですね。あれはすごく勉強になりました。
でも、まだ後半が残っています。そろそろ、私も週末が休めるようになりそ
うですから、またやりましょう。実際に読み会は暖かくなってしまう頃かもし
れませんが、参加したい方はまたボチボチご連絡ください。
福祉全般では自立支援法に話題が集中しました。結局1割負担はなし崩し的
に無しになった地域も多く、聴覚障害者への影響が少なかったためか、昨年は
前哨戦、本格稼働はこれからって感じもします。
私は基本的には自立支援法には賛成で、なんだかんだであのような法律は必
要だと思います。やり直して作っても、100%満足なものなんてできるわけもな
し、予算がないんだから、法律をいじるぐらいでは五十歩百歩だろうと思いま
す。それよりは、派遣制度を100%普及させるとか、地域によっては派遣が市町
村に降りてしまったために県レベルの団体が派遣を利用できなくなった問題を
解消するといった、もっと他のことの解決に力を入れていれるべきだと思いま
す。
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では、次回の不定期の語ろうかをお楽しみに。
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