d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★ メールマガジン 「語ろうか、手話について」 Note.90 2007年 3月 7日発行 d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★d(^O^)b★ こんにちは、残業が少なくなって、節約生活に突入した徳田です。 仕事が忙しいと忙しいで不満ブーブー、暇だと暇で不満ブーブー、人間って 身勝手な生き物です。 ---------------------------------------------------------------------- 今回は、全開の続きで「目で聴くテレビ」の話です。 ---------------------------------------------------------------------- 「目で聴くテレビ」はCS放送。普通のテレビだけでは見られません。チュー ナーが必要です。 このチューナーの名前がアイドラゴン。今は改良版でアイドラゴン2となっ ています。 実は2年ほど前、私もこのアイドラゴンを手に入れようとしたことがありま した。 地上波テレビの字幕が見たかったんです。そのためには、字幕チューナーが 必要ですが、東芝の製品はめったに売ってないし、価格も3万ぐらいするし、 やぼったいデザインだし。それなら、このアイドラゴンなら、緊急放送システ ムとか面白そうな機能もあるし、目で聴くテレビも見られるようだし、これは いいのではないかと思ったんですね。 で、値段を調べてみて、びっくり。10万円するんですよ。えー、字幕見るの が一番の目的なのに、それだけで10万円は出せないなぁ。それに、たまに見た いだけだから、10万円なら我慢しよう、ってことで、当時は諦めました。 今は普通に東芝のチューナーで字幕を見ています。たまにですけど。 手帳を持っている人は、別の意味でびっくりされているかもしれません。 アイドラゴンは身体障害者日常生活用具に指定されているので、割安で買える んですよね。住んでいる地域によりますけど、1万円を超えることは珍しいそ うで、条件によっては無料でつけられる人もいるそうです。それなら、とりあ えずといってはなんですが、家のテレビにつけてみようかという気にもなると 思います。 ---------------------------------------------------------------------- ということで、助成金のおかげで、なんとか普及してきたアイドラゴンなわ けですが、ここにきて、目で聴くテレビの経営状態が思わしくなくなってきた そうです。 たぶん、最初から思わしくなかったのでしょうけど、いよいよせっぱ詰まっ てきた、つまり倒産が迫ってきたのだそうです。 潰れてしまったら、当然、目で聴くテレビの電波は停止。アイドラゴンは単 なる字幕チューナー兼緊急警報装置となります。いや、それでもなかなかの便 利機器だとは思いますけどね。 ---------------------------------------------------------------------- で、討論集会の支部代表者会議での話は「このアイドラゴンを健聴者向けに も売るので、皆さん、買ってね」というものでした。 もちろん、10万とは言いません。工事費込みで4万6000円(予定)。勉強しま した、どうや! というわけです。 うーん。ヨドバシカメラで東芝の字幕チューナー買っても、3万円ぐらいす るし、他にも機能が付いているなら、5万円ぐらいでもいいかなぁ、と私は思っ たのですが、続きがありました... この5万円弱の機器は、さいがにアイドラゴンをそのまま売るわけにはいか ないので機能限定版になるそうです。削られる機能は、たぶん、緊急放送と字 幕チューナー... って、なにーー!!! それじゃ単なる「目で聴くテレビ」を見 るためだけのデコーダーじゃないか! ということで、私はすっかり買う気が消失してしまったのですが、全通研の CS障害者放送統一機構担当の人は、「確かに今の目で聴くテレビに見たくなる ように番組が少ないのは事実です。が、今後努力して魅力的な番組を作ってい きます。また、この目で聴くテレビを設立した意義(災害対策)も考慮して、是 非、皆さんでアイドラゴンを買って、支えてもらいたい」と言ってました。 次の日、私が参加していた14分科会「手話を広めるための取り組み」では、 目で聴くテレビの関係者の方がいて、熱心に宣伝してました。手話講座の番組 を作るとか、各地の様子をお伝えする番組を作る、例えば富山の情報提供施設 が出来ましたとか、より詳細をお伝えしたい、ニュースを充実させたい、と。 もう必死です。そりゃそうです。目で聴くテレビが無くなったら、あの人は、 仕事なくなっちゃうんですから。 ---------------------------------------------------------------------- 全通研の一般会員としては、こんなの無視すればいいだけなんですけどね。 ただ、やり方が相変わらずということにガックリきちゃいますし、なんとか して支えようとして、無駄に努力しているのがなんともかわいそうになります。 研修センターと違って、CS障害者放送統一機構の理事は、全通研は1名だけ であとは全日ろう連、そして全難聴、あと色々な団体から来ていますから、も し売り上げが良くなかったら、ポシャッて終わりのように思います。 だから、通研会員としては、なにやってんだか、と嘆いていればいいだけの 話なんですが、いや、ホント、なんだかなぁ、であります。 とりあえず、私と同じように字幕チューナーを期待してアイドラゴンを買お うとしている人はご注意ください。名前はシードラゴンかなにかに変わるよう ですが。まだ削られると決まったわけではなさそうですが、必要な機能が入っ ているか確認した方がいいです。 ---------------------------------------------------------------------- では、次回の語ろうかをお楽しみに。 ---------------------------------------------------------------------- このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』 を利用して 発行しています。http://www.mag2.com/ (マガジンID: 0000038270) ---------------------------------------------------------------------- ■登録/解除の方法 メールマガジン「語ろうか、手話について」は、以下のURLよりいつでも 登録/解除可能です。 http://www.mag2.com/m/0000038270.htm http://www.rr.iij4u.or.jp/~tokudama/kataro/ ■バックナンバーの参照 http://www.rr.iij4u.or.jp/~tokudama/kataro/ http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000038270 ■掲示板 http://www64.tcup.com/6411/tokudama.html 補助的な情報を掲載しています。編集者への連絡はMailをお使い下さい。 ■苦情、文句、提案、意見など Subjectに[kataro]を入れて、以下のアドレスまでMailをお送り下さい。 個別には返事ができないかもしれませんので、ご了承下さい。 tokudama@rr.iij4u.or.jp ====================================================================== ○メールマガジン「語ろうか、手話について」(月1回以上 発行) 発行: 手話サークル活性化推進対策資料室 編集: 徳田昌晃 協力: 五里、おじゃまる子、くぅ(ヘッダ作成) 発行システム: インターネットの本屋さん『まぐまぐ』http://www.mag2.com/ マガジンID: 0000038270 ■意見、文句、提案、投稿は、居住都道府県名と氏名(匿名可)を添えて tokudama@rr.iij4u.or.jpまで送って下さい。 ■メールマガジン「語ろうか、手話について」は、著作権は徳田昌晃に所属し ますが、基本的には転載・複写自由です。有効にご活用下さい。 ======================================================================